よくされる質問です。
「こわれますか?」と聞かれたら「そりゃ壊れます」と「いや、そうそう壊れませんよ」の二つの返答で迷います。
人それぞれ受け取り方が違うので難しいのですが、弱点を対策したうえでケアしながら乗ってあげればビンテージハーレーは本当にタフで、通勤時間帯の道路でも一等賞になれるくらいの走りもできます(WLはちょっとツライかもしれません)
あとから付け足さなければ半導体なんてSHOVEL以前のモデルには一か所も使われていませんし、燃料ポンプなんてものも付いていないので90年前後のひとくせある輸入車なんかよりは現在の道路事情で使用することも現実的だと思います。
いかに壊れないで長持ちするかと試行錯誤しながら開発されていた(たぶん)時代の乗り物と、ある程度まで行ったら新型に乗り換えてもらえるように+コストダウンの占める割合が大きい中で作られた(たぶん)乗り物では大きく違います。
メーカーも販売台数は増え続けないとつぶれてしまうので仕方ないです。 しかも20万キロ壊れません!!なんてキャッチコピーでは今のユーザーさんは新車を買ってくれなさそうですし、いろんなアシストと、燃費とLEDとかにしか食いついてくれない感じなのでメーカーさんも大変だと思います。
多少の知識と多少のコツと深い愛情があればビンテージハーレーはそれほど大変な乗り物ではないと思います。 迷っている方は乗れるうちに一歩踏み出してみてください。
では作業報告を。
十数年使ったこのエンジン発送用の通箱を作り直したり、いろいろ買い物を溜めてしまっていたので今日はホームセンターでお買い物。
新しいオーナーさまが決まった51FLを整備+リクエストのカスタムをしていきます。
この車両でバタバタと続いたイレギュラー作業が落ち着くので39ELとセンパイSHOVELに掛かれます。 もう少しお待ちくださいマセ。
メインドライブシールを交換するのでクラッチを分解。
ミッションオイル、激しく入れすぎです。
こりゃクラッチ切れませんわな・・・
この黒い円盤は却下します。
こっちのも。
どでかい28Tが付いているのでもう少し小さいスプロケットに交換しておきます。
マウントスタットがポロリなどなど見つかった問題点は全て解決して納車いたしますのでご安心ください。
お疲れさまでした。
8/08/2016
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿