HSRを書いた次はリンカートなんて実にRUMBLEらしいのですが、やっぱりこっちの方が落ち着きます。
単体でオーバーホール依頼されたM25。
ずいぶんとお待たせしてしまっていたのでマッハでいきます。
リンカートはさんざんさわらせていただいていますが、このモデルは初めてかもしれないです。
希少価値の非常に高いM25ってことで緊張します。
こりゃセッティングが大変そうですね・・・ しかし追加工してしまったり、マッチングを変えてしまったりは気が引けるので頑張ってセッティングを出してください。
緊張しながらも全バラくん。
徹底洗浄+各部面研磨。
あちこちねじ山がボロボロですね・・
こっちも。
リコイル修理が終わったらスロットルシャフトブッシュを入れ替え・仕上げ。
ディスク+シャフトも新品にしてリフレッシュ。
フロートレバーとピンのガタもきっちり取っておきます。
ここはナットのサイズにも問題があるのですが、オーバートルクで締められているケースが多いです。 そうなると、ナットは鉄なのでキャブレター側のねじ山がやられます。 ここのねじ山が完全に壊れてしまうとボディー交換に追い込まれる確率が跳ね上がってしまうので、少しでも怪しかったら修正しておきましょう。 もちろんナットのねじ山も。
あまりないケースですがハイスピードニードルのねじ山もイカレてます・・・
こんなニードルを指に跡がつくぐらい無理くりねじ込んでしまうと当然ボディー側のねじ山がやられてしまいます。
そうならないようにしっかり修正しておきます。
アイドルニードルも同様だったのでこちらも修正してしっかり奥までスムーズに締め込めるようにしておきます。
他にもあれこれ作業して無事に完了。
本日発送しておきました。
お疲れさまでした。
8/29/2016
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