またまた今夜も沼津へ行って来ます。 これでS&S-SHOVELは1000kmノルマ達成で、納車を残すのみとなったのですが、急遽52FLが20日納車となり、まだしばらく試乗ヂゴクから解放されそうにありません・・・だって52FLはまだ300km弱しか走ってないのです・・・
45ULもどんどん進めなくてはのさなか、水没してしまったエンジン+ミッションが京都から送られて来る予定だったり、来月はナックルヘッド集中予定だったりでまたまたパニック寸前デス。
お休みの土曜日に我が家のチビたちと三人で「ミニオンのなんたら」って映画を観に行く約束なんですが、100%寝そうな予感・・・ 倒れてしまっては何にもならないのでボチボチ行きます。
本日の作業です。
45ULロワーエンドを進めていきます。
分解時にケースを割るのに苦戦したので若干の不安がよぎりましたが果たして・・・
想像以上の状況ですね。 サイドスラストの調整が悪く、レースのオイル溝が無くなりそうなくらい摩耗してしまっています。
内径はまだまだラッピングで使えるのに放射状にクラックが走ってしまっているのでレース打ち替えです。
この手の焼きの入った部品は、表面の硬度は物凄いのですが、クラックが少しでも入ると簡単にポロッといってしまうので注意します。
クラクラしそうなプライスの豪華JIMSパーツごってりの図。
旧レースを抜いたら洗浄してクラックなどをよ~~くチェックしておきます。
問題なしで一安心。
旧レース径・NEWレース径を計測。
圧入しろを計測←も大事ですが、縦横の差も見逃せないのでしっかり計測します。 縦横で2/100mm以上差がある場合は真円修正してオーバーサイズのレースとなります。 圧入しろが6/100mm以上確保できない場合も同様です。
ではレースを圧入します。
ライトケース温め中の隙にタイミングホールのねじ山が×なのでオーバーサイズ加工しておきます。 ここはリコイル修理は不向きです。
無事にレース圧入の完了したクランクケースを冷ましている間にラッピングの準備です。
NEWローラー径・シャフト径を計測しておきます。
クランクケーススタットの曲り修正・ねじ山修正もしておきます。
特に右2本のアライメント用のスタットは、曲がっているとクランクケースクラックに繋がるのでよ~~くチェックしましょう。
丸もの加工時は、このバイスジョーが意外と便利です。
こんな所も忘れずに。
ナットの締め込む力で、ケーススタット穴の入り口が大概小さくなってしまっているので、穴径を8.62mm以上に拡大しないように注意しながら、入り口のバリだけをさらっていきます。
やっとラッピングに入れます。
毎回言わせて頂きますが、JIMS NEWレースは大変です・・・
グリグリグリ~~~~~
ライトサイド完了です。
それにしてもJIMS NEWレースはしんどいっす←文句じゃないです。
続いてレフトサイドいきます。
グリグリグリグリ~~~~~~~~~~
ふい~~っと レフトサイドも完了です。
それにしてもJIMS NEWレースは・・←しつこいですね、もうやめます。
続いて全てのねじ山修正しておきます。
当然こんな所はリコイルです。
カム・バルブ・ピストンなど必要パーツをオーダーして本日の作業は終わりにして行って来ます。
本当はもうふたいきは進めたかったんですが、今日は来客がひっきりなしだったので、これで限界ヨロシクでした。
お疲れ様でした。
10/10/2013
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