４１ＷＬエンジンオーバーホール

本年最後のＳｘＴｘＵへの参加も終わり、あとは年末まで作業あるのみ！！って年賀状をスッカリ忘れてました・・・　構図すら全く考えていない始末でど～しましょう状態ですが今日は忘れて作業作業なのです。

　キックまわりのトラブルで入庫のＣｈｅｒｒｙくん号、毎回無理を言ってシートを超特急で仕上げてくれるお礼に急いで直します。

　キッククラッチギヤのブッシングなども打ち換え仕上げしておきます。

　ここで７２ＦＸのお客さまがブレーキランプが点かずとの事でご来店。　早速犯人摘発しましたが、そのブレーキスイッチがまさかの在庫切れ・・・ごめんなさい。

　Ｃｈｅｒｒｙくん号へ戻ってキック終了後、冬用のエンジンオイルへ交換して各部調整したら実走行チェックへ出発です。

　バッチリなので連絡後、納車へ。
　サボ・・でなく、息抜きに私が行きたいのですがグッと我慢でＨＩＤＥくんに行ってもらいます。

　その間に４２ＦＬ、トランスミッションを降ろしておきます。
　ラチェットジョッキーだったのですが、入れ込みジョッキーへカスタムするため、ミッション降ろしです。

　続いて業者さまからの４１ＷＬを分解していきます。
　今までの経験上、嫌な思い出しかないインドネシアから輸入した車両らしく、悪い予感が・・・

　送られて来たエンジンスタンドの豪華さにスゲ～なんて写真を撮ってる余裕がありました、このときは。

　鬼のように固いヘッドボルトとの死闘を制してヘッドが開きました。

　シリンダー を外してビックリ！！ピストン焼き付きどころか割れてマス・・・　ＷＬ用ではない他のバイクのピストンが使われています。
　破片の行方が気になりつつ分解していきます。

　他車種用のピストンピンに合わせて削られてしまってピストンピンブッシングがほとんど残っていません。
　おまけにビックエンドもガッタガタです。

　カムカバー内にもパーツ片がごってりと・・・

　なんと、スカベンジャーポンプボデーが真っ二つに割れてます。

　心配していたビックエンドも恐ろしい状態でした。

　ベアリングケージなんて跡形もありません。

　ともあれ、ひとまず全バラになりました。

　果たしてなおるのでしょうか？？？　明日、依頼主さまへ連絡して相談します。


　本日の作業はこの辺で。







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お疲れ様でした。