いきなりでスミマセン。
コンプリート製作の77FXEトランスミッション、カウンターギヤのニードルベアリングを打ち換えて、メータードライブリングギヤを圧入していきます。
ギヤボックス内でのサイドスラスト合わせもしっかり行いましょう。
1ST,2NDギヤブッシングも交換しておきます。
一気に組み立てです!!
メインベアリングロックプレートの歪みも修正しておきます。
シフターフォークグループに移ります。
フォークブッシングとシャフトのガタもしっかり見ておきましょう。
フォークの曲がりもチェックして、必要であれば修正・交換しておきます。
そうしたらシフターフォークのアライメントを調整していきます。
どんなに暑くても集中してしっかり合わせておきます。
ギヤがロックできるようになったので、このあたりのパーツ類も組み付けてしまいます。
どこにも引っ掛かりなどなく、スムースに作動するかしっかりチェックして、少しでも異常があれば、潔く分解しましょう。
機械相手にゴマカシは通用しません!!
続いてトップカバーに入ります。
この二箇所のブッシング、非常に大事です。 オイルリークは当然ですが、ジョッキー車両の場合、カチッとしたタッチになりません。
新品のブッシングも、そのまま入れるのではなく、旧ブッシングの抜け具合で圧入しろを選定して、たいがい大きすぎるので削ってから圧入しないと、トップカバークラックなんて事になってしまいます。
続いてラチェット部を組み立てます。 サービスマニュアルどうり、センタースクリューでロックすると動いてしまい、気持ちよく位置出しができないので私はこの方法で組み立てます。
トップカバースクリューは皿ネジなのでトルク管理が重要となります。 むやみに締め込んでもトップカバーが割れるだけでオイルリークはとまりません。
ここの長い2本は構造上、水が溜まって錆びやすいので対策しておきましょう。
続いてキックカバーグループです。
何とか今日中に組み上がりました~
このままHIDEくんに渡します。
前もって暖めておいた77FXEのヘッドからバルブガイドを抜いて冷ましておきます。
もうひと仕事。
オートアドバンスデスビー装着車両でアイドリングが下がらなくて、センターボルトを上から指で強く押すとアイドリングが下がる車両はデスビーオーバーホールが必要です。
HIDEくんがここまでバラしてくれたのでオーバーホールしていきます。
ガバナーウエイトがガタガタなので、カウンタークロックワイズ用のウエイトに追加工してクロックワイズに使えるようにして対処します。
明日車両へ組み付ければ終了です。
スタッフくん、最近頑張ってくれているので今夜はこれから北京ダック食べながら久々のミーティングです。
お疲れ様でした。
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