6/29/2011

スターハブ&ドラム

 まずは、OHからやっと帰って来た スピードメーターを取り付けたり、依頼主さまへ発送したり。

 メーターもついたので46WLは、いつでも納車OKとなりました。
 続いてこちらもやっと入荷の77XLピンブッシュを入れ替えしてリーマー仕上げ。
 いつもながらバッチリ完了。
 ピストンリングも入荷したので業者さまシリンダーのピストンリングギャップ調整に入ります。
 ピストンのリング溝とのクリアランス、ピストンのバリ取り、ピストンリングの面取りが終わったら梱包して発送です。
 本当にアイアンずくし。  続いて兄弟子のお店から依頼されたアイアンのシリンダーボーリングが終わったので上記と同じ作業をして、これまた発送です。
 グリグリヘ行ってコッテリしぼられた後で46FLの足回り作業です。
 タイヤ交換はHIDEくんが終わらせてくれてあるので、リヤスターハブをやっていきましょう。
 分解して徹底洗浄後、各部をチェックしていきます。
 インナーパーツが組み間違えていたり、ガタガタだったりで危険なコンディション・・・
 インナースリーブも熱による変色、段付きで交換決定。
 旧ローラーで現状を把握したら、オーバーサイズのベアリングサイズを選定していきます。
 これまた一個ずつ計測しましょう。
 ここまで終わったら、スターカバー内のスラスト合わせをしていきます(ガスケットを忘れずに)
 リヤハブ終了で生まれ変わりました。
 この勢いでフロントハブもオーバーホールしておきます。
 続いて前後ドラムブレーキをオーバーホールしていきます。
 ライニングのコンディションがひどいので、張り替えに出す前にカム当たり面を肉盛り修正して、ライニング厚・材質を決めて発送しておきます。
 まずはフロントから。
 ガッツリと曲がっているアクスルシャフトは交換です。 何やら嫌な予感がしつつ、他もチェックしていきます。
 アクスルスリーブの磨耗が激しいので交換です。 そこのブッシングも激しく磨耗しているので打ち換え+リーマー仕上げしておきます。
 ブレーキカム部の歪みが激しいので修正と思ったら、ここ自体がガタガタなので溶接後、修正しておきます。
 ブレーキカムが、何とリヤ用が入っていたので正しい物へ交換します。 シャックルスタットもカタカタと動いてしまっていて、おまけに磨耗がひどいので打ち換えします。
 全ての作業が終わって、後はペイントをすればライニングを待つだけの状態になりました。
 続いてリヤドラム。
 アクスルシャフトの状態がこちらもひどいので交換です。

 バッキングプレートの歪みなどチェックが済んだら
 ブレーキカムがガタガタなのでNEWブレーキカムに交換して、ブッシング入れ替え・リーマー合わせを済ませてこちらもライニング待ちにしておきます。
 もうひと頑張り。  ステムがガッタガタなので、ネックカップの状態をチェックしたらひどい事になってました・・・ここからはお見積もり以上にお金が掛かるため、明日お客さまに確認してからの作業となります。

 今日の作業はこの辺で。



                             お疲れ様でした。 

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