12/04/2011

SHOVELエンジンオーバーホール

今日はおだやかに晴れて、この時期にしては稀なバイク日和でしたね。 パシフィコは大混雑だったんでしょう・・・  「来日」したキムラさんに会いたかったなぁ なんて思いもありますが、仕事がたまっているので仕方ないです。

 HOT-RODは諦めて作業します。

57XLを進めていたら。


福島県から業者さまが78FX-SHOVELエンジンを持って来てくれました。

 早速作業するために作業台へ持って来たのですが、SHOVELってこんなに重かったっけ??  歳は取りたくないなぁ・・運動不足ですね。
  どんどん分解してカムカバーを開けます。 必ず各部位専用工具を使いましょう。
ここで51FLさんがご来店。 車両はお預かりです。
 78FXに戻ります。 ここまで大きな問題もなく、過走行による摩耗以外問題はありません。 心配だったオイルポンプ内部も再使用OKそうな状態で、よいオーバーホールが出来そうです。
 ケースを割る前にこの状態でよーく洗浄して逆さまにして油切りして分解に備えておきます。
  その間にロッカー・ヘッド分解します。
 ロッカーは異常なトルクで締め付けられていたせいでシャフトがダメになってました、ロッカー周りのオイル漏れに悩まされていたのでしょうか?
  続いてピストン・シリンダーの計測です。
 すばらしい!! +010オーバーサイズのピストンで行けそうです。
  何度か分解されているようですが、大掛かりなオーバーホールはされていないようです。

 このピストンのキズもオイルストーンか何かでさらって再使用した感じでした。
ここで48WLさんがご来店。車検+キックラチェットギヤ交換で車両お預かりです。
78FXをバラバラにして各部位チェックして本日の作業はオシマイです。  だいぶ作業場が空いてきたなと思った途端にすごい状態に逆戻り・・・頑張ります!!









                             お疲れ様でした。