誰にも文句言えないし、言っても何の解決にもならないことだとは分かってるんですが、今年の梅雨はことさらうっとおしいですな・・・
予報をチェックしたら(水)夜には雨は止んで(木)にかけて降水確率は10%前後だったので昨夜は一発高速へ乗ってULさんの距離を稼ごうと目論んでいたわけですが、結局今朝まで降り続き、なんなら週末にかけて再び傘マ~クが付きだす始末・・・
んなわけで、昨日は夜にがっつり走る気満々だったもんですから、ここまで乗って気になる箇所の整備+オイル交換をして、OHしたことによって体感できるくらい馬力+トルクとも増しましとなったので、高速走行時のエンジンへの負担を軽減するべくスプロケットをハイギヤードへ振って準備万端だったというのに・・・
結局行けずだったので、今朝数時間乗って先ほど帰って来ました。
お天気に文句言っても始まらないので今日は減速比のお話を少し。 ステ~ジの高い識者の皆さまがたにはそんなの知ってんだよ!!と言われそうな低レベルな内容ですのでそういっためんどくさい選ばれたうざったい勇者の方々はここからスルーしていただいて結構です。
ハイブリッドとかEVではありませんからガソリンを燃やしてエンジンを回転させている以外に動力は存在しませんので、クランクシャフト先端についているモータースプロケットの回転がエンジンから発生されている動力となるわけですね、これはどんなに高年式だろうと今のところハーレーは変わりません。
オープンプライマリーの車両を見れば一目瞭然ですが、こんな回転数でいきなりタイヤが回った日にゃぁ、大騒ぎとなってしまうので最終地点のタイヤへ到達するまでに3段階にわけて減速しているわけです。 チェーンドライブの場合は一次であるプライマリーでも減速比をいじれるのですが、ここは割愛してドライブ・ドリブンの最終減速比に限定した内容で進めさせていただきますが、RUMBLEで扱っているほとんどの車両はビックツインの場合、一番最後のスプロケットはドラムシェルと一体なので51Tから原則いじれません。 なので最終の減速比を変えたいと思ったらミッションメインドライブ部のスプロケットを変更していくことになります。
ありがたいことに日本の道路は舗装の良さで言ったらおそらく世界一のクオリティーですよね? 高速道路に限って言えば敵なしなんじゃないかと思うくらいの舗装ですのでリジットのハーレーでも1×0km巡行くらいなら現実的なペースだろうと思います。
そうなるとその1△0km前後で巡行しているときのエンジンの回転数を抑えたくなるのが人情ってもんです。 今選べるもっともハイギヤードなスプロケットは28Tだと思いますが、ドラム側を51Tとすると1,8214という減速比になりますよね、これはノーマルエンジンにとってはおっそろしく過酷な数値だと思います。 少々モディファイしてパワーアップされたエンジン+考えられたギヤレシオでセットアップされたミッションによって生かされる組み合わせなので、ノーマルスペックのパンヘッドまでのエンジンは2、0を割り込まないように。ナックル・パンのELや、ULなどは2、1~2、2くらいを限度に設定するよう心掛けています。
何キロ出るの?なんてよく聞かれるレーサーでさえ、筑波サーキットのようなコースでは2、4~2、5なんていう簡単にウイリーできるくらいの減速比に設定するくらいですから、やみくもにハイギヤード化するのはRUMBLE的にはお勧めしません。 ご自分の乗り方を主治医に伝えて相談して決めてくださいね。
7/16/2020
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