最近バイク乗りにとっては朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
それでも日中はまだお日さまが出ていればポカポカではありますが、秋はもう終わって季節は冬になりつつある感じです。
ここでコケる訳にはいかないので私も気を付けますが、皆さまも風邪などひかないようにしてください。
本日の作業です。
キレイに洗浄した66FLHヘッド、セット長計測。
突出し値などいじっているのでいつもより慎重に。
スプリングチェックします。
先ほど計測したセット長、バルブクローズ値とバルブオープン値とも計測して可能な限り4か所同じテンションになるように。
続いてロッカーグループを。
まずはシャフトの曲がりをチェック。
4本ともまあまあ合格なので再使用で行くつもりでした、この時点では・・・
なのでねじ山修正。
ブッシュとの当たり面、段付きが激しいので研磨してシャフトは完了です。
ロッカーアームのチェック。
あれれ??
よ~~く見たら、ばっくりクラックが!!
こんなケースは初めてです。 なんででしょう???
このアームは交換ですね。
再使用する3個はバルブとの当たり面が荒れていたので研磨しておきます。
ガッタガタのブッシュを入れ替え・仕上げ。
バッチリ完了なんですが、ここは専用のリーマーを使ってラインを出して仕上げるので、シャフトの摩耗が許容値を超えてしまうとカタカタになってしまいます。
再使用するつもりだったシャフトが×だったので4本ともNEWシャフトに交換しました。
続いてロッカーボックスのチェック。
クロームがかかっているので予想はしていましたが、やっぱりシャフトが入りません。
どこの穴がキツイのか探っていきます。
すべてのシャフト穴、入り口がシブイので修正研磨します。
そうしたら組み付け状態にしてサイドプレイ調整。
シャフトのバリをこんな感じで修正してからサイドプレイは調整しましょう。
ヘッドにドッキング。
ロッカープラグを怒り目にセットして、追加工したオイルラインフィッティングも組み付けたらヘッドは完了です。
後はオイルポンプさえ決まればエンジン完成はすぐそこです。
本日の作業はこの辺で。
お疲れさまでした。
11/05/2015
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