6/03/2015

ひさしぶり

 車検+エンジンチューニング依頼で本日入庫した53FL。
 何年か前にRUMBLEで製作させていただいた車両なんですが、遠方のオーナーさまなので見る機会もなかったので、本当に久しぶりな感じです。

 これを製作していた頃をいろいろと思い出してしまいました・・・

リクエストどうりバッチリやりますので少しお時間下さいね。










 では昨日と今日の作業です。


  51EL続きます。
 車体全体を見て欲しいと言われたときに、特にフロント周りを・・と言われていたのでチェックしながら分解です。

 この車両、各部新しめなグリスがしっかり入っています。ここにもちゃんとグリスが入っていますが確かにゴリゴリですね~
  ムゥ~~
 ベアリングレースがすごい事になってマス・・
  ひとまず洗浄です。
  続いてフォークをば。
 フォークオイル、汚れはさほどですが、量が少ないですね。
  分解・洗浄。
  ちょこちょこっと対策をして、組み立て完了。
  ステムのベアリングレースを入れ替えします。
  トリプル側のテーパーベアリングももちろん入れ替え。

 テーパーベアリングにはこれでもかってくらいグリスを入れましょう。
  車体へ組み付け・セットアップ。
  フロントのスターハブをオーバーホールしていきます。
  ここもやっぱり新しめのグリスがしっかりすぎるくらい入ってます。
  洗浄後、OHで完了です。
 F・Rともスターハブはなかなかでした。

 続いてFドラムも分解・洗浄・組み立てて。
  死んだ魚みたいな目でスミマセン・・いつものライニング摺り合わせです。

 今日は涼しくてラッキ~~なんて思っていたら・・
  ガビ~~ン!!ドラムにクラック発見です。 摺り合わせで出たブレーキダストがレッドチェック的な役目をしてくれて発見できました。
  エンジン関連のパーツのように高熱による硬化・変質や染み込んだオイルなどに気を使わなくて良いのですが、それでも手強い鋳鉄溶接なので数種類の溶接機を使って修理です。
でもって仕上げ。

 明日も引き続きフロント周りを進めます。








                              お疲れさまでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿