本日の作業です。
今日はSHOVELロッカーのオーバーホールを。
いつもどうりまずはしっかり洗浄します。
99.99%歪んでいるので面研磨は必ずやっておきます。
続いてシャフトの曲がり・ねじ山・摩耗部の段付きなどなどチェックして、修正で可能なレベルであればしゅうせいして、ダメな場合は新品に交換します。
そうしたらロッカーボックスへシャフトを入れてボックス穴部のチェックを。
クロームされていなければ大概OKなのですが、スムースに入ったとしても、こちら側の穴が大きくなってしまっていたら異音・オイル漏れなどを引き起こすのでNGです。
許容値以上にシブかった場合は、どちら側の穴が原因なのか確認してから修正します。
ボックスが終わったらブッシュを入れ替えてリーマー仕上げします。
ここは専用のリーマー使用をお勧めします。
仕上げたロッカーアームをセットして、サイドスラストを計測して、適正値に合わせて行きます。
シムでの調整はお勧めできません。
完璧と思っても、本組み前にもう一度計測しておきましょうね。
写真のような袋ナットの場合、シャフトが底付きして完全に締まりきらない事があるので、各サイズ厚のワッシャーを使って解決しておきます。
マイナスのロッカープラグが付いていました。 この場合、指定のないかぎり写真のように怒り目にセットして納品するので、シャフトとボックスのオイル穴の関係が犠牲にならないように気を付けながら調整して組み付けます。
こんな感じでロッカーボックス出来上がり~~で本日の作業はオシマイです。
お疲れ様でした。
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