少し前に雑誌社の方からサイドバルブのエンジンをテーマにした企画オファーをいただき、快諾したのですが、自分なりに真剣に考えた結果、今回はお断りしました。
撮影日まで決まっていたこのタイミングでのドタキャン、本当に申し訳ありません。 反省しています。
調子の良い、壊れないサイドバルブ(ビンテージハーレー)を組み立てるためのポイントを・・・と言われても思いつかないんです。 そりゃあ、ここに本来開いていない穴を開けて・・とか、ここの数値は100分の何ミリでなどなど、 私は隠すタイプではないので、いくらでも教えるのは構わないのですが、何をやってもダメなメカニックが組めばいとも簡単に焼き付いてしまいます。
凄いコーティングやエンジン内部のカスタマイズなどは本来、必要だと思ったメカニック本人が考えて考えて考えて考えて、見つけ出して取り入れるもので、その見つけ出した本人だからこそ数年経ってから間違いだったと気付く事もできたりするのだと思うんです。 雑誌などの記事を見てテレビゲームの裏ワザみたいにポイントだけ真似をしても点火時期やキャブレターの取り付けをおろそかにするような人が組んだのでは結果は見えています。
重要なのは中身からしっかり理解して、全体で捕らえるということで、いくら本を読んでも、人から聞いても、頭が固くなるばかりで想定外のトラブルが出ると乗り手のせいにするようなメカニックばかりになってしまうと思うとしばらく雑誌に出るのはやめようという結論になってしまったのです。
本音とたてまえを上手く使う「大人の生き方」が出来ない、厄介な性分なので仕方ないっす・・・
雑誌に出ない分、ここで好き勝手に書いてるのでオールOKということで今日も作業、ではなくて、今日は工場改装をやらせていただきま~す(半ばヤケクソです)
朝一でバイス台に追加で色々付けて良い感じ~
気付いたら時間ギリギリで大慌てでグリグリへ。
帰って来たら仕事が山盛り・・
ムム~~ 凄い事になってますが今日は「ぶっち」です。
毎日あれだけ真面目に働いていれば許されるハズ!!
何とか形になってきました。
シロートにしてはなかなかでしょ?
忘れようとしても忘れられないほど仕事が・・・ 明日からまた頑張ります。
冒頭での暴言の数々、申し訳ありません。
お疲れ様でした。
2/25/2011
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