この間の火曜日、待ちに待った大工さんの日だったのですが、作業の都合で出来ず・・・ どんなに忙しくても週に一日は必ずやると決めているので金曜日にやろう思ってました。
本日、その金曜日。 なんですが、それどころではない状況です、作業がてんこもりすぎてどうしようもありません。 今週は諦めて作業に集中ですね、残念ながら・・・
来週こそやらせてもらうと堅く誓って今日も切り替えて作業作業です。
まずは49Fのリヤスターバブのオーバーホールをしていきます。
インナースリーブが酷いことになっているので交換します。 見た目が平気そうでもクラックが入っていることもあるのでよく見ておきましょう。
ローラー、新品でも必ず全て計測して理想のクリアランスにしていきます。
そうしたらスターカバー内のスラスト調整をしていきます。
リヤ終了です。
続いて49Fのフロントハブをやっていきます。
同じくローラーを選定していきます。
上がダメなパーツです。 下の新品に交換します。 ここはかなり重要なパーツなのです。
カバーがひしゃげていたので板金しておきましょう。 コルクシールで締めあがってしまわない様にするためです。
49F、前後ハブ終了です。
この勢いで41ELの前後ハブもやってしまいましょう。
飽きられそうですが仕方ありません、またまたローラーを選定していきます。
ここで新規オーダーのSHOVELが届きました。
何となく良さげな感じがしたのでエンジン掛けてみたら一発で目を覚ましたのでそのままひとっ走り。 このままでも販売できてしまいそうですが当然、全バラにします。
榎田さん、良さげな車両ですよ。
作業へ戻って、このハブもスリーブ交換です。
このように少しでもここに段がついていると、アクスルシャフトを締めこむとホイールの回転が渋くなってしまうので迷わず交換なのです。
41ELフロント終了です。
続いてリヤハブもオーバーホールしていきます。
一番大きなローラーでもガタが取り切れずだったので右のオーバーサイズのインナースリーブに交換します。 目が飛び出そうな値段ですが純正のスターハブを治すにはこれしかないので仕方ありません。
もはやシムとは言えない状態になってます・・・
ラストのハブが一番手強かったですが無事に終了です。
この2台ともにブレーキも依頼されているのでまずは49Fのリヤドラムから。 ライニングは張り替えなくて行けそうです。
ですがフロントはこんな事になってました、恐ろしい・・・
仮組みをして張り替えるライニングの厚みを計測します。
いつものとうりカムの当たり面の修正を済ませて張り替えに出します。
続いて41ELのリヤドラムです。
スプリングが一本しかなかったり、ライニングが欠けていたり、リベットが緩く、ライニングがカタカタ動いてしまっていたりで張り替え決定です。
フロントもこんなでした、恐ろしい・・・
カム当たり面もこんな状況だったので修正しておきます。
3セットライニング張り替えに出したのでブレーキオーバーホールしていきましょう。
ライニングが無事だった49Fのリヤから。
ブレーキカムのブッシングを入れ替えておきます。
一旦仮組みで組み上げたらリーディング・トレーディングに合わせて手仕上げで研磨した後、グリスアップして本組みしていきます。
そうしたら車体へ組み込んで終了です。
リヤのフレーム幅が7mmも狂っていたので修正もしておきました。
ハブも、ブレーキも欠品や、似たような形の部品が組み込まれている事が多いので注意して組みましょう(死んじゃいますよ)
49Fのミッションのパーツが届いたので組み立てていきます。
もう1度スラスト調整をやり直して。
スローアウト、LATE-SHOVELの物がついていて、おまけに粉砕していたので前期の物に交換しておきます。
リプロのリリースフィンガーがついていたので、適正な作動幅が得られているか仮組みして何度もチェックしてから組み立てていきます。
キッククランクギヤもデロデロだったので交換です。
トランスミッション完成で力尽きました。 誰か助けて・・・
本日の作業はこの辺で。
お疲れ様でした。
2/19/2011
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