今朝、私のまわりの「頑張り屋さん」の1人であるCherryくんが朝一で遊びに来てくれました。 お互い多忙すぎる身なので短い時間でしたが良い話ができました、 ありがとう。 これでまたしばらく頑張れそうです。
一面雪で真っ白ですが今日も気合いで作業です。
先日、ヘッド側のガイド穴修正まで終わらせておいた業者さまのSHOVEL、ガイド穴計測してバルブガイドを製作していきます。
でもってバルブガイド完成です。
雪で現場が空きになったということで電気屋さんが作業しにきてくれました(ここにもいました頑張り屋さんが)
そんな訳で私は端に追いやられての作業です・・・
手際よく済ませてくれたおかげで作業台へ帰って来られました。 明る~い! と喜びたいのですが、白熱球の明かりの方が好きなんですよね・・
さておき、バルブのステム径に合わせてバルブガイドの仕上げが終わったのでシートカットを残すのみ。
ここでもう1人の「頑張り屋さん」であるMASASIくんが遊びに来てくれました。 私の体を心配して・・みたいな話をしていたのに、実は明日からドイツに出張らしくて・・・ 気をつけて行って来て下さい、負けずに頑張ります。
さて、シリンダーボーリングに備えてトルクプレート組み付けしていきます。
続いてロッカーアームブッシングの入れ替え・ラインリーマー仕上げをしていきます。
完璧です。
続いてカムブッシングの入れ替え・仕上げをやっていきましょう。
ブッシングを入れ替えたらドゥエルピンを打ち込んでオイル穴を開けておきます。
そうしたらラインリーマーを通しておしまいです。
先週末に富山県から持ってきてくれたFXSのチェックをしていきます。 この方とは、少し前にメールで三拍子が出ないといったやりとりをしていたのですが 、実際はかなり深刻でした・・・
ヘッドのオイルリターンの穴を塞いでしまって外出しのフィッティングがあったり、
3・5/8のビックボアピストンがガッツリ焼き付いてしまってます。おまけに+030オーバーなのでもうボーリングできません。
前述のヘッドからのリターンがこんなところに・・・ストリート仕様車の場合、理論上クランクケースは大雑把に分けて有圧の部屋・負圧の部屋・大気圧の部屋に分かれていなくてはいけません。 これはピストンの上昇・下降によって生じる力を借りる訳ですが、写真の部屋にオイルのリターンをつないでしまうと、ドラッグレース車両のようなオイルが潤滑ではなく抵抗となってしまうような特殊な場合を除いて問題大ありとなってしまいます。
S&Sのストローカーフライホイールにも、私の考えとは異なる位置にバランス穴が・・・ これはエンジン一機買い換えた方が早いですね。
このような人災エンジンを見ると毎回悲しい気持ちになってしまいます。 完全に人間が壊していますから・・ オーナーさまが嫌になって降りてしまわないよう、切に願います。
今日は何とも言えない気持ちで作業終了です。
お疲れ様でした。
2/16/2011
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