毎日いろんなことが起こります。
今日は、とある若者が話をしに来てくれてですね、いろんなお話をさせてもらいましたが最後に渡邊さんの仕事をし続けるモチベーションって何なんですか?という問いをなんとまあ真っすぐな目でぶつけられて返答に困ってしまいました・・
だってそんなの答えられますか? そもそも考えたことも無いですし、考えて答えを出すものでもない気がしてですね・・
宿題にさせていただくことにして作業作業です。
昨日の続き、SHOVELさんチェックしながら分解です。
ピストン同様照り焼きかげんですね・・
こうなってしまっている原因の多くはバルブステムとバルブガイド(特にEX側)のガタが大きすぎて燃焼ガスと排気がマフラーへ行く前にロッカーサイドへ流入してしまっているケースがほとんどです。 あとは度を越してオイル管理が悪いなども原因としてはありえますが・・
やはりものすごいガタでした。 そのおかげでシートリングの当たり面もすっかり三面は無くなり、ベタ当たり状態で、これでは圧縮不良もうなずける状況ですね。
バルブフェース側もこのような状態です。
シリンダー・ピストンの状態も加味すると完全に過走行によるものだと思います。
とにかく分解完了で、状況のご説明と、いくつかの修理パターンを考えてご連絡。
この際だからロワーエンドも!!と、想定外の回答でロワーエンドも分解していきます。
お若いのにすごい決断だと思います。
カスタム車両ですので知恵の輪状態でしたがロワーエンドおりました。
全バラくんです。
しばらく洗浄続きですかね~~
洗浄前にフライホイールを軽くクリーニングしてビックエンドのサイドプレイを。
フライホイールワッシャー外してみましたが、オーバーサイズが付けられていました。 バランス穴も純正出荷とは明らかに異なるものが開けられており、そこまでのフルOHが過去に施されているのは間違いないのにピストンは純正のSTDサイズだったりと、なかなか不思議なエンジンです。
2/07/2020
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