4/11/2018

スパルタカスからデュークへ

 今日は少し偏った内容の話題です。
 一般ユーザーさんにはまったく響かない同業者さま向けのお話し。

 キブルさんへオーダーしていたパーツが届いてですね、オーダーコンプリートしてから金額が大幅に跳ね上がった件とかを揶揄する怒りのブログにするって手もあったんですが、それを上回る良い商品が届いたので、穏やかにお送りしていきます~

  皆さん、とっくの昔にご存知でしたらスミマセン・・私はWEB難民ですので・・
 今まで使っていた青いステムシールでも不満はなかったんですが、RED VITONという威圧感たっぷりの商品がラインナップされていたので買ってみました。
  ま、そうなんですよ、↑は不満がなかったのでそれほどだったんですがこれは自分で製作するかと考えていたバルブスプリング。
 今回の主役はこの人す。
  どこのメーカーの物をオーダーしても手元へ届くのはインナーとアウターが接触している純正よりも遥かにフリーレングスもテンションも異なるあのスプリング・・・
 パウコとかイースタンからはそれらとは異なる純正然としたスプリングが入手できたんですが、それを使うのもどうか・・・と、いつも頭を悩ませていたところ、これをキブルさんで見つけて買ってみました。

こりゃあ完璧っす!! フリーレングスもクローズ・オープン時のテンションとも完璧に純正の数値に適合しています。
 これでかなりヘタッている純正バルブスプリングを躊躇なく交換できます。 RUMBLEにとっては大ニュースなんですが、とっくに皆さまご存知でしたらすみません・・・
 我々が相手にしているのは何といってもOHVですからバルブスプリングのテンションをやみくもに上げていく事に私はどうにも違和感があるのです。←これは私の勝手な持論ですのであまり参考にしないでくださいね。
 バネ鋼は、その特性上、折れやすいので粗悪な物は絶対に避けなければならず、カムで押して→タペットで回転運動から往復運動へ変えて押して→プッシュロッドでロッカーアームへバトンを渡し、ゴリゴリとバルブのステムをコジるって事を想像すると私のような小さい脳みそではスプリングの張力は必要最低限でお願いしたいという結論に達するわけですが、選択肢が折れの不安が付きまとうテンションの低い物か、クオリティーは申し分のない高すぎるテンションの物しかなっかたのでこのスプリングには感動すら覚える勢いなのであります。
 未だ知らなかったという私と同じような同業者さんにだけ伝われば良いな・・と思った今日のブログでした。

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