作業にならないほど寒くてドッサリ降ったら確定申告の書類でも・・と考えていましたが、冷え込みもさほどだったので、しっかり作業ができました。
すっかりサボッていた作業報告を。
作業場改装大詰めにともない、ここ数日は作業があまりできていなかったりもしてたんですが・・・
溶接機・ボール盤を隣へ大移動。 これは仲間に集まってもらってと企てていたんですが、そうそう迷惑は掛けたくないので意を決して一人で強行しました。
加齢により落ちに落ちた筋力に愕然としつつ、無事に移動できました。
ポッカリできた場所へこの人たちを持ってくるのが一苦労・・
んん~~~~・・・あまりにもおおごとになって来て
ちょっと後悔したり・・・
これが大変なのです。 なんてったって石の定盤だけで100kg近くあるので力が落ちた分、頭を使います。
無事に移動できたので入念に水平出し。
工具箱も設置して。
クランク作業台も明るくなって、作業場内も広々で快適になりました~~
作業も少しずつ進めています。
先日洗浄した50Eパーツを仕上げ洗浄+脱脂。
ようやく作業に入れます。
まずはケーススタット曲がり・ねじ山修正。
大工さんが作業完了で、道具など撤収し終わり、引き渡されたので、あれこれやりたいのですが、チョットおあずけです。
今はこっちが大事なので、チェックチェック。
両側ともラッピングで行けそうです。
激しく段付きなアイドラー・サーキットシャフトを抜いて。
分解時に異常な硬さだったカムカバーのチェック。
シャフトは抜いて、ドゥエルのみにも関わらず、全く入る気配がありません。
単体では入るので、アライメントの問題のようです。
ピンを削ったり、穴を広げて・・という方法はダメです。
慣らし中のスタージス、エンジンオイル交換・ジェット交換などなど・・・
順調です。
結局、カムカバーの歪みがものすごかったので修正しておきました。
続いてカムブッシュを。
製作・入れ替え・ライン仕上げまで完了。
ではラッピングいきます。
両サイド完了。
ピニオンブッシュとのラインを確認。
ポンプシャフトブッシュも今のうちにチェック。
ハイボリュームポンプギヤへ交換。
そのギヤとJIMSシャフトのスプラインとのマッチングを修正、ピニオンギヤとのマッチングも修正。
カムとピニオンのみ組み込んで確認。
放置期間が長かったエンジンはねじ山の状態が良くない物が多く、この人も例外でないので全ねじ山修正していきます。
この年代の車両に使われる1/4スクリューはほとんど24山なのですが、ここは異なるので注意しましょう。
しかもDUO以降はカウンタークロックとなるのでこれまた注意です。
サーキット・アイドラーシャフト+ブッシュを。
シャフトスクリューのマイナス部を修正して。
スタットとねじ山の関係も組み付け前に必ず確認しましょう。
スクリューをリプロに交換する場合は特にキケンです。
全てのギヤ+シャフトをセットして、使用するガスケットで組み付けて。
サイドプレイ・バックラッシュ・アライメントなど確認して下準備完了です。
もう一度徹底洗浄したら組み立てに入れます。
本日の作業はこの辺で。
お疲れさまでした。
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