9/23/2019

いきぬき

 RUMBLEは土曜定休とさせていただいているのですが、今週は日曜日をお休みにさせていただき、昨日は富士山へ足を延ばして家族で満喫太郎してきました。
 昨日のお昼から月曜の朝にかけて大荒れ予報だったもんですから、心配していたのですが、ほぼ一日お天気はもって楽しめました(不謹慎ですみません)  先ほどから猛烈な風が吹き荒れて台風の接近を体感していますが、作業には影響ありません。
 御殿場アウトレットへ向かうのであろう大渋滞を「ヤダヤダ・・・」と、しり目にたっぷりとリフレッシュできたので今日からバリバリ作業していきます!!!

  新規輸入の78FLHさんに取り掛かっています。
 リクエストのスポークホイールのペイントが上がって来たのでまずはハブのOHです。





  ベアリングを入れ替えてディスタンス調整です。
 これをフロント・リヤ共に。






  スポーク組み立て・芯出し。







  こちらも前後ともブレーキのOHです。
 命に関わる部位ですので見過ごせませんよね、オークションサイトなどで格安で入手した車両で普通に問題なく走行できている車両でもご自身で乗り回す前に最低限ここだけは確認しておくことをお勧めしますよ。



  キャリパーピストンは交換した方が良さそうですね。
 所謂バナナキャリパーと呼ばれているモデルですが、前期・後期の二種類があって、前期のこのモデルはピストンがあまりと言えばあんまりですよね・・・べーパーロック対策として講じられた(たぶん)機構がやっかいで、四角いシールリングがかしいだ分の運動量でブレーキの作動・解除を行うという今では当たり前の機構ではないので分解時にどうにも手を焼くことが多く、外観は全く同じでもあれだけ改善されている理由は推して知るべきかと・・・


  NEWピストンですが、そんなわけで追加工してから組み付けます。  この車両は前後とも交換しました。






この車両はここまでフルドレス状態で乗られていた個体であり、ほぼフルドレス状態のままお渡しとなりますので、裸になったここでリヤ周り全てのボルト類をしっかり増し締めしておくのは当然として、スイングアーム・リヤショックなどなどもOHしておきます。

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