9/30/2015

また!?

 続けてトラブルのお話・・・

 夜間走行中、突然なんの前ぶれもなくイグニッションスイッチをOFFにしたようにエンジンが止まったらどうしますか??

 まずは真っ白になった頭を整理してから停止するまでにいろいろ考えをめぐらします。

 夜なので当然ライトのところまで2段階ひねってあるイグニッションスイッチを1段戻してみる→変化なし+OIL・GENランプも点いていない・・

  そうです、サーキットブレーカーが作動して電源がカットされているんですね~  検電テスターなどを持っていなくても以下のようなトラブルシューティングが出来る事、ヒューズと違って予備が無くてもOKという理由で私はサーキットブレーカー派なのです!!

 さて、作業を終えて帰り道に起きた事なので限られた最小限の工具、道端での修理と状況はあまり良くないですが原因を探っていきましょう。

 まずはイグニッションをひねらなければブレーカーは落ちないのでバッテリープラス系統でない事は確認できます。

  車体全体を一周見て、明らかな異常がない事を確認したらもう一度イグニッションを入れてみます→やっぱりカチッと落ちます。
 という事はイグニッション系統に問題ありとなります。
  イグニッション電源はこのジャンクションターミナルへ集まっているので全て外してイグニッションON→落ちません。
 スイッチは入れたままで一本ずつ繋いでいきます。
 リヤへ行っているイグニッション電源を繋ぐとカチンと落ちます→マジ~・ウソ~ またコイル~?? なんて思いが頭をよぎりつつ・・
  コイル裏のターミナルボックスを開けます。
 リヤへ来ているイグニッション電源はコイル用とリヤブレーキスイッチの2本なのでダッシュの時と同様この2本を外します。 そしてダッシュのジャンクションターミナルへは全て繋いでイグニッションON→ブレーカーは落ちません。
 という事はここから先のイグニッション電源2本のどちらかが悪さをしている事になります。
 先ほどの要領でイグニッションONのまま、1本づつ繋いでいくとブレーキスイッチの配線を繋ぐとカチンとブレーカーが落ちます。

 ヨッシャ~~!コイルじゃないじゃん!!となり、ブレーキランプぐらい点かなくても構わないのでこの配線を外して帰宅、翌日も出勤できました。

 出先・しかも夜の道端作業だったので、この夜さわった個所を改めて作業場で確認しながら写真を撮ってみました。 この手の電気系のトラブルは出先でもどうにかなるケースが多いので頑張ってみてください。

  そうそう、ちなみに、こうやってポイントの接点を離していると平気なのに、指を外してポイントの接点がくっつくとブレーカーが落ちる場合は残念ながらコイルが×なので諦めましょう。
  で、気になる今回の犯人はこのブレーキスイッチでした。 これがヘタってくると悪さをしでかすんですね~~・・
 もともとついていた物なのですが、せっかくの純正スイッチなので分解してしっかりなおしておきました。
動作も確認したら明るいうちに作業場周辺でテストラン→バッチリ改善されたのでまた今夜から通勤でさらなる膿み出しです。

 先日のコイルも今回のスイッチも、もともとついていた物で、事前に発見するのは困難ですと言い訳させていただきます。
 でも、納車後にこんなトラブルが出ないようにRUMBLEではたくさんテストランしてから納車しているのです。

 本日はこの辺で。


                              お疲れさまでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿