9/27/2015

こいる

 雨・雪でなければほぼ毎日バイクで通勤。 しかも古いハーレーで・・・
 となるとトラブルに出会う確率も高くなりそうなものですが、その場で対処できてしまうような軽微な物は別にして、自走不可能でどうしようもない・・といった状況は数年に一度くらいしかありません。

 ところがその「数年に一度」が先日来ちゃいました。

この53FLでの通勤も数日目というトコロ、朝の出勤時に突如不調になり、症状から電気系が怪しかったのでプラグをチェック、とりたてて悪くなかったのですが新品へ交換→キック数発でエンジンが掛かり、走り出すも数キロで同じ症状・・・
 あれこれチェックして犯人はコイルだったため、予備が無い事にはお手上げなのでバイクを置いて作業場へ行って車で取りに行き、コイル交換して解決はしたのですが、ドタバタの一日になってしまいました・・・

 良い機会なのでコイルトラブルの症状をいくつか。


 銃声のような大きな音を伴う不調。

 エンジンは掛かるもののクラッチを繋いでリヤタイヤに負荷が掛かると方排のような不調。

 最初は調子が良いのに数十分走ると決まって不調に。

 そのような場合はプラグを外して火花をチェックします。 このときプラグから赤っぽい火花が出るようであればコイルが×です。 火花が出るときにいつもよりパチパチ音が大きい場合も同じです←この時、同時にコンデンサーのチェックもしておきます。 ポイントの接点から毎回激しく青白い火花がバリバリ出るようだとコンデンサーがかなり怪しいです。
 鼻に自信のある方は不調の時にすぐさまコイルの臭いを嗅ぐというのも有効だったりします。 何とも言えないニガ酸っぱい嫌な臭いがしたらこれまたコイルが×です。
 スクエアコイルの場合はプラグコードをコイルから抜いて穴を覗き込む事でトラブルを発見できたりもします。 どちらかの穴の中が焼け焦げている事があります。 この場合も残念ながらコイルが×です。

 ツーリングなどの出先でトラブッて立ち往生の場合に何が原因か突き止められれば最寄りのショップを探してパーツを入手して復活できる確率がグ~~ンと上がるので頭のどこかへ入れておいてください。

 あ、オーナーさま、もうスッカリ治ってますのでご心配なく。 今夜も乗って帰りますので順調に行けば週末ぐらいには納車出来ると思います。

                          お疲れさまでした。

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