10/04/2012

SHOVEL腰下オーバーホール

 今日もいきなり作業報告ですみません。

  昨日の続き、業者さまご依頼の82SHOVELロワーエンドを進めていきます。  まずはレフトサイドテーパーベアリングレースをケースへ圧入します。
  専用工具でディスタンス調整します。
 この後、ベアリングとレースのマッチングが狂わないように注意しましょう。
  そうしたら一気にクランク組み立てして、芯出しもしていきます。
  クランクケースへ組み込んだらオイルポンプを組み付けます。
 いつも言ってますが、指一本でクルクル負荷なく回転するように芯出しをしっかりと。
  タペットローラーを打ち替えしておきましょう。
  ハイッ腰下完成です~~
 事情があるようでヘッドが送られて来ないので腰下はこのまま保管しておきます。
  030オーバーのピストンが入っていて、おまけに焼き付きを起こしていたため、S&Sシリンダーへ交換です。 ボーリングに備えてトルクプレートを組み付けておきます。
 シリンダーはS&S製を信頼していますがピストン及びガスケットは別メーカーの物を使います。
  ヘッド以外でロッカーが進められるのでロッカーを。
 シャフトの曲がり、ねじ山、ブッシュのガタ、etc・・・をチェックして修理しておきます。
そうしたらサイドスラスト合わせです。
 しつこいようですがシムは使いません。
  ロッカーASSYもおしまいです!!
  82SHOVELは一休みで48FLを進めておきます。

 非常~~にコンディション悪しです・・残念ながら
  ロッドローラーが焼き付いていたので嫌な予感がしつつ見てみたらレースも焼き付いてます、打ち替え決定です。
  フライホイールワッシャも打ち替えします。  ウエイト穴がおかしな所へ空けられているのでバランスも取り直さなくてはです・・
  コンロッドビックエンドのサイドスラストも調整しておきます。
ロッドレースを入れ替えて本日の作業はおしまいです。
 明日は恐怖のラッピングとなりそうです・・・JIMSのNEWレース・・・うなされるなぁ~~






                             お疲れ様でした。

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