私の敬愛する長嶋 茂雄氏が昔に言っていた言葉ですが、一度でも「ぎっくり」や「ヘルニア」などを食らった事がある方ならば納得されると思います。
先日、友人がものすごく高い所から落ちて背骨を圧迫骨折してしまいました・・・ その知らせを受けて、大慌てで連絡したら「オレはマリオにはなれなかった」などと、頭も打ったのかと疑いたくなるようなセリフを吐いていたので「現実はスペランカーなんだよ」と優しく説き伏せておきました。
直接は、なかなか言えないのですが本当にその程度で済んで良かったね~(十分すごいけど) くれぐれもお大事に。
私もぎっくり持ちなので、腰をいたわって今日も作業していきます。
昨日組み上げたばかりですが、続けてもう1台の4速ミッションのオーバーホールをしていきましょう。
このミッション、お客さまがネットオークションで落札した物をチェックしてと依頼されたのですが、ヒドイの一言で全バラ決定です。
なかなかカウンターギヤが取れないと思ったら、ベアリングが焼き付いて粉砕していました。 ヒドイ・・・
カウンタースラストワッシャーも焼けて溶けてしまっています。
ヒドイ・・・
メインシャフトへ移って、3rdギヤのリテーニングリング、若干のコツが必要です。 なんと3rdギヤ、メインとカウンターで歯数のマッチングが合っていません
シドすぎです・・・
メインシャフト、写真では分かりづらいですが、シール部の痩せがものすごい事になってます。
交換決定。
早くも犯人摘発です。 よほどオイルリークが酷かったのか、メインドライブのシール二個無理やり入っていました。 ここはあまり締め上げてしまうとクラッチの切れも悪くなってしまうので、シール2個はおすすめできません。
毎度おなじみ、あっという間に全バラです。
ヒドイを通り越して悪意すら感じます・・こういった事例が非常に多いです、最近。
みなさんネットオークションはくれぐれも慎重に。
各部位チェック後、スタッフくんに洗浄してもらいます~ ごめんね。
その間にSHOVELのロッカーをオーバーホールしていきます。
まずは4箇所全てシャフト単体ですんなり入るかを確認しましょう。 クロームメッキのロッカーボックスや、荒っぽい整備をされてきた物などは要注意。 必要であれば修正しておきます。 このときにシャフトを回転させれば大まかな曲がりのチェックもできます。
それが終わったらロッカーアーム+シャフト、しっかり組み立てしてスラストの計測をして、スラスト合わせをしていきます。
私のやり方ではシムは使用しません。
続いてロッカーオイルフィッティング、1度外して追加工してから取り付けて、ロッカーシャフトにオイルを塗布してオイル穴の向きにも注意しながら組み立てていきます。
こんな感じで完成しました。 4番ロッカープラグはエンジン始動前にオイルが回っているが外してチェックするため、仮締めにしておきます。 バンソウコウは仮締めの目印です。
まだまだいきましょう!
同じSHOVELに付くS&S-Eキャブのオーバーホールをしていきます。
新規輸入車両なのでアメリカ人がサンダージェットなどいろいろ頑張ってくれているおかげで大変そうです・・・
またまた出ました、あっという間に全バラです~。
これから徹底洗浄後にオーバーホールしていきます。
今度は自分で洗いました。 各部修正+追加工を施して組み立てしていきます。
S&Sの消耗パーツもごってり在庫しているのでどんどん進めていきましょう。
バタフライ式の肝心要、スロットルシャフト+ディスクを新品にして、きちんと位置だしして組んでいきます。
手を掛けた甲斐あって、生まれ変わったEキャブくん。
原始的ですが良く出来ているキャブなので一生使えます。
すっかり夜遅くなってしまいましたが、これからCCIのオーダーをして帰ります。
最近「ブログあんまり更新してないね~」と言われる事が多いので少しだけ頑張っていくようにします。
お疲れ様でした。
7/27/2010
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿