ようやく

　少し前に書いていたEキャブのキックスタート不良車両なんですが、実はここまで解決していませんでした。
　決して悪い意味ではなく、ご予算に限りがあってかなりシビアなお客さまということで思い切った消去法をあれこれ施すことができないといった制約があったのですが、それが解決につながったような気がします。　　ですが、そりゃ～あれやこれやと手は打ちましたよ、結果それらは見当はずれだったわけですから当然一切請求できませんのでお店の仕事としては完全に赤字なのですが、数字には残らない貴重な経験になりました。
　症状はSHOVELにS&S－Eキャブの組み合わせ。　ここからが厄介なのですが、ほぼキック一発でエンジンは掛かり、走行時もこれといった異常は（ほとんど）見られず、エンジンを停止して給油後もキック一発、プラグの焼けも良好ときているのに、あるとき突然ウンともスンともとなってしまい、そうなると何百発キックしても掛からず、延々と繰り返しているうちに掛かってしまい、その後は普通に走れてしまうといった症状。
　見当をつけて対策した後はどういう訳かキック一発で掛かり、改善されたような感じになるのですが、また突然例の症状が出てしまうのです・・・
　で・す・が・なんと犯人摘発で完全に解決したんですね～～
　こりゃあ叫んでしまうくらい嬉しかったんですよ！！　犯人はEキャブに潜んでいたんですけど、ここで思い返せばキャブレターに原因があるのだろうというサインは出ていたんですね。　　まず、スロットル全閉でエンリッチナーを作動させての空キック時のあの音に違和感があったこと。　走行時、スロットル全閉での空走時に小さなクシャミをしたことがあったこと。　そのときは些細なことでも、今思えば明らかな異常なのに見過ごしていた私のミスですね。　おおもとのおおもとはS&Sのミスですが！！
　でも今日は嬉しさでいっぱいなので全部チャラです♪

 　今日は朝から５０FLさんをお渡し準備。
　元どうりになりました。

 　ご予約のお客さまの当日対応の作業をこなしたり。
　今日は宣言が出された影響なのか、平日にもかかわらずオイル交換のお客さまもたくさんで、オイルが無くなってしまいそうでした。

 　今日みたいに暖かい晴天の時にテストランへ行かないから車両がはけず後悔するのだと最近学習したので今日は行きます！！　ってことでULさん、セッティングを兼ねたテストランへ→バッチリなのでご連絡。

オイル交換もね💗　とのことですのでやっておきました。
　このあとずうう～～～～～っとEキャブと格闘で先ほど解決した次第です。　　今夜はことさらぐっすり眠れそうです。