歳を重ねるごとにいろいろ弱くなっている事を痛感させられ、悲しいかぎりなのですが、特に寒さには弱くなりました・・・
ほんの数年前だったら夜中帰るときにバイクのシートが凍っていても、手を洗う時に凍っていて水が出なくてもお構いなしでバイクで帰ったものですが、最近はついつい車で帰ってしまっています。
昨年末から今年にかけても車で帰る事が多かったのですが、45ULを一日でも早く納車してあげたいので、実走行へ入ってから今日まで毎日バイク通勤しています。 長年バイク漬けだったもので慣れてしまえばどうってことないんですね・・ 明らかに指先は弱くなっていますが、やっぱり毎日ハーレーに乗っていると心身ともに調子良いです。
5年後も同じような事を言っていられるように頑張ろうっと!!
本日の作業です。
車検+作業依頼で入庫の42FLから行きます。
まずはリクエストのマグネトー取り付けを。
オーナさま曰く、現状で不満なく好調との事なので点火時期など確認してから旧デスビを外します。
マグはお持ち込みの物を使うのですが、過去に私がOHした物らしいので大がかりなOHはせずにこのまま行きますが、付いていた右のモーリス製ベースシャフトでは、せっかくの状態の良いナックルケースを削らなくてはいけないので在庫していたJoe-Hunt製ベースシャフトを使います(持ってて良かった)
まずは仮組して本当にイケるか確認→んん~OKそうですね。
カットアウトも大丈夫そうで一安心。
理想の点火位置がこの位置で出るようになる場所が必ずあるので根気よく何度もトライします。
これはナックルだから成せる事で、PANのように、プッシュロッドの傾斜角が大きくなると4番プッシュロッドが邪魔をしてこうはイカのなんたらです。
さて、イケる事が分かったので点検します。 中に随分オイルが入っています。
分かりづらいですがポイント周辺にもオイルがベットリで、これでは何百発蹴ってもエンジン掛かりません状態・・・
それもそのはず、トップカバーがこんな状態では仕方ないですね、 PANに取り付けるとヘッドとEXの熱でプラッチックのカバーだとこうなる事が多いです(取り付け方にもよりますが)
しかもオイル漏れが多い車両だとなおさらトラブルの原因になります。
石みたいに奥で固まっているロックタイトを砕いて全て除去してねじ山修正しておきます。
いよいよ本組みで、誰も傷つけないこの位置にセットできました。 始動チェックもキック一発始動でバッチリなので明日の車検を予約しておきました。
グリップ・シートが白いので、勝手にプラグコードも白にしてしまいましたが、いいですよね??
取り説には、そのカワイイ絵とは裏腹にリレーマウントカットと恐ろしい事が書かれてます・・・
こんなにアホみたいな量のマグパーツ在庫してたり・・
マグ用の工具も揃えてあるのでマグ作業、ご相談ください。
一息ついたので60FL、パンカバースクリューを増し締めして車体へエンジン載せておきます。
さて、42FLくん、Rブレーキが全く効かないとの事・・・
自作のペグ周りが原因ですね、ペダルの作動角を最終地点であるドラムのブレーキアームでは減らして力に変えなくてはならないので、これではブレーキタッチはカチッとしていても、ものすごい力が必要となってしまいます。 理科で習った滑車の原理を思い出せば分かりやすいかと・・・
ちょっと大がかりになりそうなので車検後に置いておいて、46FLを進めておきます。
ミッションOHはせず、というリクエストなのでこのままいきます。
ですが、一応スタットのねじ山は修正しておきます。
スプロケットを外してみたら、いかにも漏れそうな雰囲気なのでメインドライブ周りのシールを交換しておきます。
なんじゃ?このシム・・・
まぁ、細かい事は気にせず、今回はシール交換だけにしましょう。
こんなところで本日の作業はオシマイです。
今日もULくんで帰ります~~
お疲れ様でした。
1/23/2014
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