1/24/2013

リンカートヂゴク・・・

 ブログでもっと詳しく説明して欲しいとリクエストされる事の多いキャブレターの修理。 中でもS&Sとリンカートについてがほとんどを占めています。  たまたまリンカートの修理が続いたもので、今日はいつもと違う所を載せようと思っていますが、大事な前置きを。

 これはあくまでも日記であって、他の人が作業するにあたってのマニュアルではありません。 また、キャブレターに限らず、パソコンを見てオーバーホールするレベルならプロショップへ依頼した方が良いと思います。 「こんなところまで見なくてはいけません、だから安易に手を出しちゃダメですよ。」という意味で載せている所もあるので。

 エンジンに関しても、あまりにも認識が甘いといいますか、ブームも手伝ってか、あまり良くない環境だと感じたもので生意気言いました、すみません。

 本日の作業です。

  まずは48FLへ着けるM-74B、フロートなどはいつも書いているので割愛でどんどん進めます。
  58FLH、登録も終わってナンバー取得できたので早く実走行へ入りたいのですが、どうも良くありません・・・ 合計7時間は掛けているのですが、未だ1時間以上通して掛けていられない状況で、燃焼室へのオイル量も深刻です。  こりゃ、開けなきゃダメかな~~
  切り替えてキャブレターを進めます。
 スロットルシャフトブッシュを入れ替えて、RUMBLEオリジナルスロットルディスクも着けてバッチリ隙間無し。
  前にも書きましたが、シャフトのこのバリが悪さをする事があります。 ディスクを着けた状態で、スロットルシャフトが目いっぱい上まで行かないときは要チェックです。
  ディスクの全開合わせに注意してシャフトを固定します。 上部へ入るスプリングを忘れずに、下部のクリアランスにも注意します。
  ディスクの位置出し後、ディスクを固定した状態でシャフトを上へ押して、ディスクではなくシャフトのこの部分でストップがかかるように。
  逆に上から押した場合はこのブラケットが当たるように。 要はキャブボデーとディスクがどんな場合でも干渉しない状態に持って行きます。 ナゼかは考えて下さい。
  このチョーク部のスプリングはテンションが強すぎると各部にダメージを与えてしまうので適度な強さに調整しておくと良いと思います。
  仕上げにガソリンを流してチェックしたらエンジンへ組み付けてこちらは終了です。
  コンプリート制作する新規輸入の46WLが届いたので各部チェック。 純正度も高く、心配していたミッションケースへの溶接婚も無くてなかなか良さげです。
  続いて一般のお客さまからご依頼のマグネトーを。

 無事に完了で本日発送しておきました。
  続いてもう一つのM-74Bを。
  こちらもフロート・スロットルシャフト・ブッシュ・ディスクと一個目と同じくフルコース。
その他の部位もなかなかでしたが作業完了で明日発送します。


 書き始めてビックリ! 画像貼り付けトラブルがいつの間にか解消してました~~

 本日の作業はこの辺で。


                            お疲れ様でした。

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