6/19/2010

KEYが遠いのです


 昨夜はものすごい風雨でした。 大概そんな空模様のときはブツブツと文句を言ってしまうのですが昨日はぜんぜんへっちゃらで、むしろ待っていたぐらいでした。

 なぜなら~

 ギリギリセーフで屋根工事が完了していたからなのです!!  いつものパターンだと、あと一息でとゆうところで雨が降り出して大慌て・・・なんて事が多いのですが、今回ばかりは完璧なタイミングで作業が完了したうえ、雨漏りなし+蒸し風呂状態も緩和されて良いことずくめで今年の夏は作業がはかどりそうです。




 とはいえ、グッタリするには十分すぎる蒸し暑さではありますが気合いを入れて作業開始です。


 98FLHの作業をしていきます。

 この車両、オイルプレッシャーランプが消灯しないとの事で来店されたのですが、あれやこれやと辿っていったら大問題!! 最終的にオイルポンプを開けてみたらギヤが空回り・・・とゆうわけでお預かり後、やっと順番が来て作業となった訳です。



 まずはひたすら分解です。

 ギヤカバーの中の小さなKEY一つのために信じられないくらい大変です~





 ようやくここまで分解できましたが、せめてアジャスタブルのプッシュロッドであればロッカーBOXまで分解せずに済むのになぁ、なんて思いながら原因究明です。






 いました、容疑者Xが! プラスチックのブリーザーギヤが3枚も欠損しています。  しかし、これとオイルポンプドライブギヤKEY割れとの関係がはっきりしません。
 ギヤカバー内、いくら探してもギヤのかけらは1つしか見当たりません。




 あった~、 オイルポンプのリターンギヤにガッチリと食い込んでいました。  このときにKEY割れを起こしたのでしょう。

 ちっとも良くないですが原因が分かって良かったです。





 犯人摘発で一息ついたところでお客様から取りに来るとご連絡いただいた94XL、準備しておきます。

 今回リヤサス交換他いろいろと作業しました。





 問題解決したので、よ~く洗浄して組み立てしていきましょう。

 それにしても整備性が良くないです・・・






 オイルポンプも綺麗にした後、しつこくチェックして、組み立て前の準備を済ませておきます。







 ここで、XLのお客様が取りに来てくれました。

 お天気が持ちこたえてくれて良かったですね。






 続いてWGのお客様も取りに来てくれました。

 キケンなドライバーだらけなので、くれぐれも気を付けて帰って下さい。





 さてさて、作業に戻ってオイルポンプを組み付けトルクにて締め込み後、必ず指一本でどこにも負荷なくドライブギヤが回転するか確認します。

 そうしたらギヤカバーを組み付けてロッカーまわりに移ります。




 綺麗に洗浄して組み立て前点検してみたら・・








 ガ~ン! ロッカーシャフト・ブッシングともにアウト・・・98年式なのにヒドイです。

 続きは明日にして今日はここまでにします。






 最近、怒涛の仕事量で集中して作業をしていてブログをさりげな~くサボっていたら、いろんな人から指摘されてしまい反省しとります。  実は、なんならこのまま週一ペースに・・なんて考えていたものですからよけいにビビリました。

 なるべく頑張って更新いたします~

                          お疲れ様でした。

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