8/20/2025

委託車両47FL②

 詳細画像です。










 興味のある方はRUMBLE-engineeringまでお電話ください。

8/18/2025

委託販売車両47FL ①

  委託販売車両です。














 47FL

 今日はこの車両の整備をしてました。

 バッテリー・オイル類・など交換して、他もひととうり整備してあります。

 本来はエンジンなども整備して販売の予定でしたが、ずいぶん先になってしまいそうなのでオーナーさまのご都合もあり、委託販売となりました。

 そのぶん47FLのベース車両を探してUSAから輸入するよりも低いプライスとなっており、消費税もかかりません。

 詳細画像は明日にでもここへあげるように致します。

 興味半分でプライスのみなどのお問い合わせはご遠慮ください。  

8/17/2025

れすきゅ~

 今日は朝から緊急で入庫が相次いだ1日でございました。


 乗ろうと思ったらパンクしていたというホイールの作業からスタ~~トです。






 タイヤにクギなどが残っていたら大変なので入念に捜索するも見つからず・・・それではとチューブをひっぱり出したらこんなことに💧





 一応タイヤも外してニップル部確認しましたが異常なし。
 これは熱が原因のパンクですね、おそろしや・・・






 お次はツーリング中のトラブルでレッカーされてきた車両を。
 シフトロッドが折れてしまってシフトチェンジ不可能になってしまったようですね。




 折れているのかと思ったらロウ付け部が抜けてしまっているようなのでこれならパーツ交換せず修理可能ですが、外から見えるこんな棒とはいえ、これを取り外すためにはものすごいところまでバラすことになるので大騒ぎなのです💧




 クレビスピンも見たことがないくらいのダメージですね、とんでもなく長いこと乗られているか、シーソーペグを荒っぽく扱うことによるかのいずれかだと思われます。
 




 ともあれ今日のドタバタはすべて完了したのでひと息つきながらこれ書いてます。
 57FLHさんはガイド穴を4箇所真円修正。




 計測してバルブガイドの寸法を決めて。







 バルブガイド製作。








 ヘッドへ圧入して内径を仕上げ。
 INにビックバルブが入れられていたのでSTDサイズのバルブへ合わせてシートリングは製作・圧入します。





 ほか数か所修理が必要なので引き続きヘッド作業です。
 まずはパンカバースクリュー部からいきますかね。











8/13/2025

どうですか?

 私以外にボヤいてる方はいないのでしょうかね?
 最近欲しいパーツがBO(欠品)ってケースが多いように思います。 そりゃDC(廃版)に比べれば遥かにマシではあるんですけど、長期BOで納期未定となるとDCと大差ないような・・・
 それでも国産旧車や同じような年式の輸入車に比べればハーレーは恵まれている環境なので贅沢言えないですよね。

 そんなわけでいくつか細かいパーツが手に入らないなか、スタージスくんはこんな具合です。






 レフトサイド。







 57FLHさんのヘッドも進めています。
 バルブガイド穴が荒れているので真円修正をしていくのですが、すでにかなり拡大されており、16mmのガイドが入ってました💧
 57FLHさんのパーツも結構重要なパーツがBOで頭抱えちゃってマス・・・

8/11/2025

まいったね

 いや~当たり前と言えばあたりまえなんですけど今まででいちばんがっかりな誕生日です・・・なんつったって53ですよ、53💧💧💧

 もちろんちっとも嬉しくありませんが、これ年々そうなっていくわけですよねぇ

 あ~やだやだ・・・


 それにしても53ってねぇ・・・
 さ~せん、切り替えて作業です!!
 スタージスくん、フォークをオーバーホールして組みつけ。車高の調整が控えているのでフェンダーは組まず、アクスルシャフト製作して車高を確認。


 57FLHさんのピストンが入荷したので進めておきます。
 カッチカチに固着したガスケットと格闘です。




 ヘッドのカーボンもやっつけておきますかね。




 これまたガンコでしたが完勝です。




 残りのエンジン内部パーツと合わせて洗浄します。




 そうしたらシリンダー上下面研磨。




 トルクプレートを組んでボーリングへ。




 バルブガイドを抜きました。

 とはいえ今夜は日付けが替わる前に帰って普段飲まない美味しいお酒でも飲んじゃいますかね~


8/08/2025

いまさら

 なが~~いことビンテージハーレーに乗られているお客さまに「えっ!?」と思わず戸惑ってしまうようなことを言われることがたまにあります。
 それでもこれだけSNSなどが普及している昨今ですのでご存じの方が大半だとは思いますが、前々から書こうと考えていたので今さら聞けないな・・といったあれこれを不定期でたま~~に書いていけれればと思っています。


 スタージスくん、エンジンを組んでいくのに車体が安定していた方が良いのでフロントまわりを組んでいきます。






 今月もVIBESさんが届きましたよ。

 いつもあざっす!!





 これらのパーツ類をペイントしてきます。







 でもって組みつけて配線ひいておきます。







 フロントフォークいきますかね。
 ボトムケースの腐食が気になるのでどうするか・・・
 綺麗好きなオーナーさまですがピカピカは嫌と言われる気が・・てことはバフがけはなしですよね~ サンブラってのもどうかと・・



 結局手でシャコシャコとペーパーあてて他のパーツは洗浄して組んでいける状態になりました♪
 こりゃ明日筋肉痛決定すな💧

8/05/2025

れいか

 しかしすごい暑さですよね~ 作業場の中がサウナ状態なのは毎度のことなので分かりきっているんですけど例年だと真夏でも作業場から外へ出ると少しは涼しく感じるんですね、でもここ数日、とくに今日は外へ出てもほとんど変わらず💧 ってことは外気温も40℃超えちゃってるということですもんね~

 たしか今年は冷夏だと春先に言われていた気がするんですけど私の勘違いですかね・・・


 さてスタージスくんですがノーマルエンジンではないのでいつもの5倍くらい時間が掛かります💧
 まずはフライホイールがクランクケースへ干渉しないかチェックしていきます。
 こんな便利そうなTOOLが売ってるんですが実はあまり使い勝手が良くありません・・・なので自作したTOOLを使ってチェックしていきます。

 レフトケースとフライホイールの干渉が解決できたらコンロッドとケースの干渉・ピストンスカート同士の干渉をチェック。




 そうしたらライトケースとの干渉をチェック
 これはリプロの制度がどうのって話ではなくて、そもそもS&SのストローカークランクはS&Sのコンロッドを使ってS&Sのケースへ組み込むように作られているわけですからこちらサイドの責任なんす。



 再度ここまで仮組みして上死点を出して全円分度器をセットします。






 おお~優秀すな。

 これはあくまで確認でこれが目的ではありまへん。





 ブリーザーバルブのタイミングを測定します。
 これもS&Sケースではないので実際にエンジンをかけたらブローバイからいつまでたってもオイルが噴き出すとか、各合わせ面からのオイル漏れが目立つなどの症状が出てからでは遅いので急がば回れの精神ですね。



 もろもろ完了したらロワーエンド本組みしてオイル循環チェックです。






 OKでっす!!







 ハイハイまたもや仮組みしてピストントップの干渉及びクリアランスのチェックです。
 ローテクに見えますが、ここは「ねんどくん」がベストです。
 実際圧縮比の実寸時に燃焼室内の質量を計測する際にも原始的な方法でやるでしょ? なのでローテクおやじなどのクレームは受け付けません。


 ヘッドを載せてゆっくりクランキング→これもS&SのストローカーピストンですからS&Sのヘッドで組むべきところを純正のヘッドを使っているこちらサイドの責任ですからピストントップとヘッドとの干渉を改善していきます。




 ↑が解決したらまたまた仮組みしてこんどはバルブとの干渉及びクリアランスのチェックです。






 ようやくすべてのチェックが終わったのでロワーエンド単体にして車体へ積み込みしてここからマウントしていきます。
 お客さまにリクエストされてもほぼお断りしてノーマルスペックで十分ですよと説得する主義でこれまでやってきたのでほんとに数えるほどしか経験がないのでチューニングエンジンは大変です・・・

8/03/2025

ひといき

 かなりバタバタしていてブログ書くのもサボッてました。

 予定外で入ってきたいくつかの作業も落ち着いたので今日からまた書けますかね~


 たて続けにプライマリーの作業があったり




 「大至急」の指令でM35×2個が送られてきたり・・・
 ほかちょこちょこありつつ。




 待ちに待っていたスタージスくんのパーツが入荷したので取り掛かります。
 カム・ピニオンギヤのバックラッシュ合わせ。




 すべてのギヤ・シャフトをセットしてピニオンシャフトがクルクルくんなのを確認+カムシャフトとブリーザーバルブのサイドプレイ。




 クランクケースのスレッドすべて修正+リコイル処理。




 ケーススタッド穴も修正して座面もキレイに。




 こんな感じ。
 そうしたらクランクケースを徹底洗浄してペイントの下準備。




 ペイント完了。
 




 レフトケースのベアリングをセットしていきます。




 ディスタンス合わせ。




 これでクランク組み立てに入れます。




 組みたて・芯出しまで完了~~