11/10/2013

マグネトー

 キックオンリー車両でかかりが悪いというのはかなりキビシイものがありますね。  同類たちが集まるショー会場の駐車場などは言うに及ばず、あまり興味のない人たちからも色んな意味で見られる事になるのでコンビニやガソリンスタンドなどでも油断できません。

 ウエイトもパワーも無い私ですが、ハーレーのキックには自信があるので、よほどの車両でないかぎり、始動に手こずる事は少ないですが、お客さまが日常使っていて同じように掛からなくては全く意味が無いのです。  わざわざ辛い方へ自分を追い込む人種の多い旧車乗りの方々を相手にしているので大変ではありますが、自分の経験値が強制的に上がるという事でもあるのでありがたくもあります(ホントに思ってますよ)

 そんな事も踏まえつつ、本日の作業です。

  業者さまからのSHOVELヘッド、バルブガイド制作・入れ替え・仕上げが写真無いまま終わったのでスタットを一本ずつチェックします。




  Hot-Rod-SHOWが近づくと、そこへ照準を合わせた緊急作業が立て込みます。
 まずは56FLEの作業です。
  メインディッシュであるマグは置いておいて、まずはリクエストのスプロケットへ交換していきます。
  お次はいよいよマグに移ります。
 いったんツボにはまると押し掛けしないとエンジンが掛からないとの事。  まずは現状把握したら分解していきます。
  まずまず火花は飛んでいますが、確かに頼りない感じ・・・
 掛かりが良くなるなら何でもやって!!と、ありがたいお言葉を頂いているのでフルオーバーホールしていきます。
  という訳で全バラくんです。
すみません、写真無いまま作業完了で、車体へ組み付けてエンジンスタート→これなら誰がキックしても一発始動です。

 ブログにウソは書けないので本当です。 オーナーさま、楽しみにしてて下さい。

 明日はもう一台の緊急作業48FLを。 リンカート作業もたまっていたりで順調に来ていた45ULは少しお休みですね・・・

 本日の作業はこの辺で。

                       お疲れ様でした。

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