12/08/2022

たられば

 まだコロナ騒ぎになる何年か前くらいにボーリング屋さんや、めっき屋さんが次々と工場をたたんでしまっていたんですけど、その後にバイクの需要が増え続けて、しかも二輪・四輪とも旧車と言われる車両の価格が天井知らずで上がり続けていることでボーリング屋さんとめっき屋さんは今大忙しだと思うんですよね。

 現に私がお世話になっているめっき屋さんなんて、急ぎの物以外は5か月くらいは見て欲しいと言われてしまいましたし、ボーリング屋さんも同じような状況らしくて頭の痛い所です・・・

 そう言われたらお願いしている立場としては従うほかないのでどうしようもないのですが、困っちゃいますよね~~

 数少ない職人さんをみんなが取り合うわけですから当然っちゃ当然なんですけど、もう少し早く需要が増えてくれていたら少しは違う状況だったのかなと・・・

 でも職人さんの高齢化や、後継者問題などの理由で閉めてしまったところもあるのでそう単純な話ではないんですけどね・・・バイク屋さんももちろんですが、これからボーリング屋さんの職人を志すって若者は出てくるんでしょうかね~

 そんなわけで現在進めている50FLさんのシリンダーを真っ先にボーリングへ出しておかなければならなかったので急ぎでシリンダーの作業から進めたんですが、今までのエンジン作業の手順を変えていかないとシリンダー待ちで作業ストップという状況になりそうなので考えないといけないですね。  もちろんカスタム車両の製作したパーツのめっきもですよね。


 作業は49さんのヘッドライトを。
 うっかり忘れかけてましたがリクエストを全て書き留めておいたのでセ~~フでした💧





 ヘッドに致命的なクラックなど無いかの確認をしておきたくてガーボン除去したんですが、切りが悪いのでこのまま進めます。
 バルブガイドが入る穴を真円修正して。




 計測して製作するバルブガイドの寸法を決めていきます。







 ヘッドへ圧入してバルブステムに合わせてガイドの内径を仕上げていきます。






 さらっとシートカットまで完了です。







 これで落ち着いたので分解したままだったこれらのパーツを洗浄していきます。
 しばらく洗浄の狼なのでブログは当分無しですかね~~


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