7/14/2016

また

 いつも同じようなことばかり言ってて恐縮ですが、またまた作業場がパンパンでエライことになってます・・・  さらに追い打ちでこの暑さですから作業のスピードも落ちるわで良い話は出て来なそうな感じなんですが、そんな中、な~~つかしい人が突然遊びに来てくれたり、同業者の先輩と良い話ができたりと気持ちだけは前向きになれる事が続いて良い流れです。

 溜めてしまった作業報告を。

  溜めすぎて何の写真だったか???になってますが思い出しながら・・・

 業者さまからの69FLHエンジン続きです。
  レフトサイドの突っ張りリング、合い口が良くない位置にセットされてますね・・

 これも専用工具で取り外してカタカタチェック。
  ライトサイドも同様にカタカタチェック。
  各部面修正・ねじ山修正・徹底洗浄が終わりました。
  ラッピングに備えてケーススタット、曲がりチェック+修正、ねじ山修正します。

 ナゼか、大概片側のナットが固着してマス
  計測
  グリリリ~~~っとラッピング完了です。
  シリンダー最小値で面研磨してからトルクプレートをセットしてボーリングへ出しておきます。
  バルブガイド作業に備えてヘッドのカーボンをキレイキレイするんですが、まれにみるガンコなカーボンで一苦労・・・
  ともあれキレイになりました。
  プラグホールも後ほど修理しなくてはダメそうですね。

  
  支給されたNEWカムカバー。
 新品パーツは危険がいっぱいなので入念にチェックです。
  ま、ブッシュはまず使えません・・
 製作・入れ替え・仕上げ決定!!
  各ギヤバックラッシュ・サイドプレイ調整。
  VIBES 8月号が届きました

 ありがとうございます!!
  最後にクルクルくんになっていれば完了です。
  レフトサイド行きます。

 テーパーベアリングのレースをセットしてディスタンス合わせ。
  分解時に苦労したのでこの時点で修正しておきます。

 スプラインのマッチング修正はちょっとばかりやっかいです。
  いよいよクランクに入れます。

 まずはビックエンドサイドプレイ計測して適切なサイズのワッシャーをセットします。
  新品ですが当然計測→ラッピング
  で、組み立て・芯出し。
  忘れてましたのポンプシャフトブッシュを確認して問題なければケース組み立てます。
  デッキ面とピストンピンブッシュの水平も確認。
  ロワーエンドひと段落。
 依頼主さまからオイルポンプが届くまでここから先は進めないのです。
  ですのでトップエンドを進めます。
  バルブガイド製作して。
  ロワーリテーナーをステムシール対応に追加工。
  バルブガイド入れ替えて、常温になったらステム内径を仕上げて
  プラグホールを修理して。
  シートリングカット。
  ここで仲良しの業者さまから急ぎのリンカートが届いたのでこちらを。
  言われていたスロットルシャフトブッシュを入れ替え・仕上げは完了ですが、この面がオカシイ・・・
 HD-4の刻印が無い・・ってことは面研磨されている→この研磨痕はかなりマズそうな予感・・・
ああ、やっぱり・・・・
 続きは明日やって明日中に発送しておきますね。









                          お疲れさまでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿