6/16/2025

なつかし

  メールやお電話で数回のやりとりを経て診させていただくことになったWGさんが今日入庫したんですが、もちろん車両を目にするのも初めてで、とくに理由はないのですがなんだか懐かしい感じのする車両でした。

 まだかけ出しのころによく見た車両の雰囲気で「長いこと乗られている車両だな」という印象でした。
 最近はみなさんスタイリッシュでかっこいい車両に乗られていますからね~
 なんかホッとするような不思議な感覚でした。



 作業の方は64XLHさん、ようやく洗浄も終わってひとまずキレイになったクランクケースを各部チェックしていきます。
 洗浄していてとにかくシリコンパッキンが塗りたくられていて、各スクリューにもべっとりで途中で嫌になりそうなほどだったのでそういう手法で組む方だったのか、異常なオイル漏れに悩まされていたのかと考えられるのでそのあたりも踏まえて見ていきます。


 サンドブラストがあてられているので、なかなか洗浄台だけでは食い込んだメディアが取りきれないため外で根気よくメディアを除去して各面を研磨します。



 保管状況が悪かったのかドゥエルピンがこんな状態なので修正しておきます。




 ここもあそこもみんなこんな具合です💧




 こういったところも修正しておきます。
 それでもクラックは見られないのでそれが救いですかね~




 そうしたら全てのスレッドっつうスレッドを修正+クリーニング。  ×な箇所はリコイル処理。




 支給されたプライマリーカバーが組みつけられるようにマウント穴を作成して




 最後にタイミングホールを修理して第一段階はおしまいですかね・・・


0 件のコメント:

コメントを投稿