もう10年以上前ですかね、とあるパーツメーカーさんからWLDRカムがリリースされたときは飛び上がって喜んだ思い出があります。 当時も今と変わらずボンビ~さんでしたがすぐにオーダーして手元に届いてがっかり・・目で見て一発でわかるくらいWLDRのカム山ではなく、ほぼほぼWLのノーマルとおんなじで・・・
しかも、ギヤがいまひとつでその後数セット組みましたがあまり良い思い出がないのです。
今回お客さまから支給されたWLDRカム。 久しぶりに見るなぁ~とチェックしてみたらカム山は完全にWLDRが再現されていてちょっとテンション⇧です。 もしかして私の知っているメーカーとは違うところがリリースしている物なのかも??と淡い期待をしつつ作業に入ります。
ビックツインと異なりギヤのみを入れ替えて・・という手段は取れないので入っていた純正カムギヤを4個すべて計測して同じくDRカムのギヤも計測して確認します。
見た感じは新品ぽいのですが、ギヤにマーキングされている箇所があって、その範囲のギヤが少しですが研磨されていました。 外人さんが組もうとして諦めて手放したんですかね・・少し嫌な予感がします。
これ以上は組んでみないことにはわからないのでシャフトに合わせてまずはカムブッシュを。
ギヤケース内すべてのギヤを組み付けて計測・チェックです。
やっぱりあれこれ苦労しましたがようやくピニオンシャフトが指の力だけでクルクル回るようになりました♪
使用するガスケットをセットして各カムシャフトのサイドプレイを調整して完了です!!
0 件のコメント:
コメントを投稿